リモートチームビルディングに役立つゲーム例14選
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テレワークや在宅勤務が一般的になった現在、関係が緊密でコラボレーションが活発なチームを作り上げるためには、工夫が必要です。
リモート勤務には利点 (生産性や仕事に対する満足度の向上、離職率の低下) もありますが、実際に顔を合わせられない状態でつながりを築くのは難しいものです。ちょっと集まれる給湯室もなければ、同僚のデスクに立ち寄っておしゃべりすることもできません。
では、実際に顔を合わせられないことから生まれるギャップを克服し、チームの一体感を強めるにはどうすればよいでしょうか。
以下では、信頼感、コラボレーションやメンバーのやる気を高めるのに役立ち、リモートワークでのチームビルディングに役立つゲーム例や遊び、レクリエーションを14個紹介。リモートチームでも信頼感ややる気を高めましょう。
リモートワークのチーム作りが重要な理由
オフィスで一緒に働く場合には、ミーティング、ランチやオフィスでのイベントなどをはじめ、同僚や上司と自然に顔を合わせる機会がふんだんにあります。リモート勤務になると、対面でこうしたつながりを築く機会がなくなります。そのため、アクティビティ、ゲーム、レクリエーションや遊び、演習を使ってバーチャルでつながりを作るためのサポートを会社として提供する必要が出てきます。
チーム作りのためにバーチャルでゲームや交流を行うことで、リモート勤務の従業員がチームや企業文化への帰属感やつながっている感覚を得られるようになり、満足度や生産性の向上、チームワークの効果アップにつながり、ひいては会社全体がより強靭なものに変わります。誰にとってもメリットがあるのです。
リモート勤務でも楽しくチームの絆を深めるためのその他のヒントは Bryan Stallings が登場する他のオンデマンドウェビナーをチェックしてみましょう。
今すぐ見るチームビルディングに役立つゲームに必要なもの
リモートでのチーム作りには費用や時間を特にかける必要はありませんが、コミュニケーションが効果的にできる環境が必要です。こうした環境がまだ整っていない場合には、以下のツールやソフトウェアに投資するのがおすすめです。
- ビデオ会議
- グループチャット
- ビジュアルコラボレーションプラットフォーム
ビデオ会議では、リモートで働くメンバーに欠けがちなビジュアル要素を補えます。同僚の顔が見え、ボディランゲージやしぐさも見えるので、全員がより積極的に参加しやすくなります。
グループチャットでは、雑談やバーチャルオフィスでの会話が楽しめ、自然に同僚との関係を築くことができます。
また、Lucidchart や Lucidspark などのビジュアルコラボレーションソフトウェアがあれば、共同作業も手軽になり、チームのコミュニケーションが効率的かつ創造的に変わります。
チームビルディングに役立つ14種類のバーチャルゲーム例とレクリエーション
チームメンバーの関係を深めるチームビルディングにぴったりのリモートチーム向けゲーム例とえレクリエーションをご紹介します。
1. 「給湯室」タイム
実際に給湯室に集まっておしゃべりができないなら、バーチャル給湯室を作ってしまいましょう。
これには、Zoom ミーティングの前に時間を数分設けたり、1日の中でチームの休憩時間に雑談をする時間を取るのが手軽です。
仕事に入る前に自然にとめどなくしゃべる時間を取るようにしましょう。ちょっとした刺激が必要な場合は、週末に何をしたかを教えてもらったり、ペットや家族、趣味について聞いてみるのがよいでしょう。
ちょっとした世間話は、チームメンバー間の関係を深め、信頼を築くのに大いに役立ちます。
トピックを考えるのに苦労していますか?このウォータークーラーのトピックのテンプレートを試してみてください。
2. 好きなものを紹介
世間話では十分打ち解けられない場合には、ちょっとした方向性を出すためにアクティビティを取り入れてみましょう。
「好きなものを紹介」するのも効果的なアクティビティです。仕事関連やそうでないものなど、いくつかのカテゴリーに使えてどんなチームにもぴったりのゲームです。
ビデオ会議、メールやチャット、文書の共有などでメンバーに好きなものを共有してもらいます。アイスクリームの種類でも好きな自社製品でもかまいません。各自に好きなものとその理由を紹介してもらいましょう。メンバー同士お互いをよく知ることで、創造性をスムーズに発揮できるようになります。
アイスブレイクのアイデアはあるけれど、もっと効果的にする必要がありますか?
ヒントをチェックする3. 専用の Slack チャンネル
Slack は、世界中の企業やリモートワーカーにとって最高のバーチャルオフィスとなっています。この Slack (他のチャットツールでも可) を使っておしゃべり専用のグループチャンネルを作ります。
仕事でのコラボレーション全般 (実用的で面白くはないコミュニケーションスレッド) チャンネルを1つ設定し、その他は面白い GIF、ペットの写真やファントーク (#TeamDaenerys) などの仕事以外のチャンネルにすることもできます。
チームで雑談ができるチャンネルは、リモートワークの際に仲間意識を高めるためのシンプルで効果的な方法です。チームで自由にアイデアを出し合ってぴったりのグループチャットチャンネルを作ってみましょう。
4. チームで借り物競争
チームメンバーがお互いのことを知り、共通の興味やつながりを発見するには「借り物競争」レクリエーションを試してみましょう。
一つ一つのヒントや説明に合ったチームメンバーを探す遊びです。例えば、こんなヒントに当てはまるメンバーを探します。
- 野球カードをコレクションしている人
- タトゥーの数が一番多い人
- ペットにタランチュラ (その他、適宜変更可) を飼っている人
- ハリー・スタイルズのコンサートに毎年行っている人
- 兄弟の人数が一番多い人
- 訪れた国の数が一番多い人
一般的なヒント (一番ペットの数が多い人など) にしても、上記の例のように特定の人にしか当てはまらないような難しいヒントにするのもよいでしょう。チームの交流を深め、お互いのことをもっと知るのにぴったりの楽しいゲームです。
5. 「太陽に最も近い」アイスブレーカー
「太陽に最も近い」アイスブレーカーゲームは、質問や発言に対する回答から、同僚を知ることができます。このゲームは、同心円が連続するいくつかの箱で構成されています。各ボックスの上部には、質問または文が書かれています。参加者は、自分の名前を書いたデジタルの付箋を円の上に置き、その文にどれだけ同意しているかを示す。中央の円(太陽)に近いほど、その発言に同意していることになります。
これは、特定の問題に対して、チームメンバーそれぞれがどのように考えているかを理解するのに役立ちます。彼らがどのように考えているかを理解することで、より良い議論を行うことができます。
6. チームのペット組織図
暮らしの中でペットが大きな役割を果たすことも多いものです。メンバーがペットを飼っている場合には、写真を共有してもらい、猫なら「膝上担当ディレクター」、犬なら「対リス防衛担当コーディネーター」など、面白い役職名を作って組織図に加えてみましょう。
チームで創造的に楽しめるゲームです。メンバーの推薦に基づき、月間 (または四半期) ペット従業員賞を決めるのもよいでしょう。
すぐに使える組織図テンプレートを活用しましょう。
7. バーチャルミーティング
リモート勤務ではメンバーが国内のさまざまな場所、あるいは世界中に分散していることも多く、孤独を感じやすいものです。Zoom、Slack、Skype を使って業務中や業務後に集まるよう、メンバーに奨励しましょう。いつもオフィスで昼休みにランチに一緒に出かけるように、ランチを一緒に食べて話したり、オンライン飲み会で乾杯しておしゃべりを楽しむのもよいでしょう。
こうした交流を促進するには、コーヒー休憩や同僚とのランチの費用を負担するのが有効です。
チームメンバーが集まり、一体感とつながりのある文化をオンラインで作るための効果的な方法です。
8. 絵画教室
バーチャルミーティングの延長として、絵画教室をオンラインで開催してみんなで絵を描くのもおすすめです。同僚の手元に画材があるなら、絵や写真を選んでみんなで模写したり、オンラインで絵画のチュートリアルを選んでビデオチャットで教えてもらったりするのもよいでしょう。
絵や写真を見つけて、メンバーがワークスペースで使える図形や手描きのイラストで Lucidspark で再現するのも面白いかもしれません。
9. クイズ番組
以下のテンプレートで定番のトリビアナイトをオンラインで開催しましょう。一般的なトリビア的問題を用意するほか、タイムリーなテーマ (3月の女性史月間に女性のロールモデルに関する問題を盛り込むなど) を扱ったり、チームメンバーや会社の歴史に関する質問などでもよいでしょう。
メンバーや会社に絡めた質問なら、楽しいゲームの場を同僚や会社についてよりよく知る機会にすることもできます。
10. 2つの真実と1つの嘘
同僚をもっとよく知るための簡単なゲームをもうひとつ。これは、チームメンバーがそれぞれ、自分自身について本当のことを2つ (「左腕を3回骨折したことがある」、「子供の頃、歯磨き粉の CM に出たことがある」など) と嘘を1つ考え、他のチームメンバーがどれが嘘かを当てるというものです。
11. ビーバップ/バンガー/グルーヴ/ジャムマトリックス
チームに音楽マニアがいてもいなくても、楽しい議論の機会が持てるゲームです。要件が曖昧なプロジェクトへの予行演習にもなるかもしれません。
曲のリスト (ランダムでも、テーマ別でも可) を作り、それぞれの曲が「ビーバップ」「ジャム」「バンガー」「グルーヴ」のどれに当てはまるかをチームで当てます。簡単に定義できる言葉ではないので、そもそもビーバップやジャムに当たるのか見極めることが必要です。
選択の内容を以下のマトリックスに整理し、その後、選択した曲をチームのプレイリストに変換すれば、メンバーが自宅で仕事をする際に気分に合わせた音楽をかけられるようになります。
12. テレワークビンゴ
長期的にできるバーチャルチームアクティビティに挑戦するなら、例えば、眼精疲労解消のためのエクササイズや、新しいレシピへの挑戦など、チームメンバーが在宅でできる課題をリストアップしておきましょう。そのリストをビンゴカードにして、最初にビンゴやブラックアウトした人には賞品をプレゼントします。
13. 付箋レース
仮想の迷路の中で、遠隔地の同僚と「付箋紙レース」に挑戦してみましょう。この Lucidspark のテンプレートを使って、共有されたドキュメントに個々の迷路を設定することができます。 その後、各プレイヤーは付箋の色を選択し、最初のノートをスタート地点のマスに貼ります。「ゴー」では、各プレイヤーがキーボードショートカットだけで付箋を移動させ、迷路の中を競争します。先に迷路を完成させたプレイヤーが勝ちです。
14. ブラケットトーナメント
バスケットボール大会のようなブラケットコンペティションで、チーム対抗戦や順位付け、意思決定の可視化などを試してみてはいかがでしょうか。 映画のランキングを作ったり、チームで最高のコーヒーブランドを探したり、いろいろなことができます。このバーチャルチームビルディングのアクティビティは、1回のミーティングだけでなく、数週間または数ヶ月にわたって使用することができます。
Lucidchart と Lucidspark でリモートチームをひとつに
現場でもリモートでも、チームビルディングは必ずしも容易ではありません。しかし、適切なツールを使うことで、つながりを大切にしたバーチャルオフィスを実現することができます。
次の大きなプロジェクトに取り組む時も、楽しいバーチャルチームビルディングゲームを作る時も、Lucidchart と Lucidspark はあなたのオフィスを常に接続するお手伝いをします。
リアルタイムのブレインストーミング、プロセスの調整、コラボレーションでリモート勤務のチームの力を引き出しましょう。
やり方をチェックLucidchart について
クラウドベースのインテリジェントな図作成アプリケーション、Lucidchart は、Lucid Software のビジュアルコラボレーションスイートのコアコンポーネントで、チームがリアルタイムで共同作業し、フローチャート、モックアップ、UML 図、カスタマージャーニーマップなどを作成できる直感的なクラウドベースのソリューションです。Lucidchart はチームが前進し、より迅速に将来を見据えて構築するための最高のツールとなります。Lucid は、Google、GE、NBC Universal などの顧客や、Fortune 500 企業の 99% を始めとする世界中の主要企業にサービスを提供しています。Lucid は、Google、Atlassian、Microsoft などの業界の主要企業と提携しており、創業以来、製品、事業内容と企業文化を称える各種の賞を多数受賞しています。詳細は lucidchart.com を参照してください。
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